けずってみがいて勾玉づくり!

6月22日(土)、若林おしゃべりサロンで、勾玉づくりをしました。

「まがたま」って、小学校の社会科で習った記憶はあるけど、つくったことはないなぁ・・・

ということで、「仙台市縄文の森広場」と「NPOつくるわ」の方々に来てもらい、優しく丁寧に教えていただきました。

勾玉は滑石(かっせき)という石を削って形をつくってから、サンドペーパーでぴかぴかに磨き上げます。

石を削るというとたいへんな作業のように思われますが、予想外にやわらかく、

磨いているうちに色や模様が出てきてステキなアクセサリーが出来あがりました。

その後はトルコ式紅茶(チャイ)ともちもちパンでおいしいひと時を過ごしました。

チャイはとてもステキなポットで一時間ぐらいかけてつくります。

ゆっくり、ゆったり気持ちがおだやかになるような感じがしました。

この日の参加者は子どもからおとなまで37名。またこんなイベントがあるといいね~と大満足の一日でした。

   

ステキなアクティブシニア

ぐるぐるがお店を出すところどこでも
元気で知恵があり、手が利き、おしゃべり上手なシニアがいっぱいです。
地域を守っているのは、こういう高齢者の方々ですね。
この頃はカッコ良く「アクティブシニア」と呼ばれているようです。
今回はぐるぐるにやってくるステキなアクティブシニアをご紹介します。
 
 
①パイナップルおじさん
仙台YWCAの「Yわいマルシェ」にやってくる石巻で被災したというおじさん。
「おしょすいから写真は出さないでけろ」ということで、後ろから激写!
マイ包丁と手作りグッズ(塩ビ管で作った芯抜き)で
甘いところが均一になるように、
器用にパイナップルをさばいてくれました。私たちは「へぇ~」と感心するばかり。
オレンジも食べやすいように切るにはこうだよ、と実演てくれました。
石巻では、八百屋さんをやっていたそうで、知識も豊富でおしゃべりもとても楽しい方です。
10月に家が再建され、石巻に帰ることになりますが、
それまでのあいだに、ぐるぐるスタッフにいろいろ伝授して欲しいなあ。
  
②おたかさんの手作り手芸の会
いそいそと若林ハイツに集まってくる奥様たち。
みなさん、手作りが大好きで、ちくちくと針を持っている時がとても幸せ~という感じ。
でも、真剣。おしゃべりも忘れているんじゃないかという充実した時間が流れます。
先生は、若林在住の早坂さん。いつも季節に合わせたものを教えてくれます。
5月は、やっぱり「鯉」ですね。可愛くて凛々しい鯉が出来上がりました。
その後は、やっぱりお茶っこ&おしゃべりタイムです。楽しいことばかりでなく、
辛かったことも話せるようになりました。
そう、少しずつでいいのです。仲間とのこんな時間を持ちながら、
慌てず焦らず、それぞれの心が回復していきますように。
 
③カワイイ88歳
福島から避難してきたというSさん。
本当は仙台なんかに来たくなかったようです。
仙台の人は怖いと話していましたが、ぐるぐるに巡り会えて、私たちスタッフには
心を開いてくれているようです。
今では、毎週木曜日のフォンテーヌの日を楽しみにしてくれています。
私たちに見せたいと言って持ってきてくれたのが大切な金婚式の写真。
91歳になる旦那さんや子ども達から贈られたネックレスの話などをしてくれました。
編み物が得意で、ぐるぐるにもアクリルたわしや座布団を作ってくれました。
大きくて使いやすい!
また、次の木曜日に元気な笑顔を見せてください!
  

5月5日 こどもの日フェスティバル

5月5日は、こどもの日。泉中央駅前広場で「泉子どもの日フェスティバル」が開催されました。
毎年、子ども関係の施設や団体が集まり、子どもたちが楽しくくらせるまちづくりをめざすイベントです。
主催は、泉中央駅前地区活性化協議会で、NPO法人チャイルドラインみやぎが企画運営をしています。
今年は、お天気にも恵まれ、たくさんの子どもたちが訪れました。
冒険あそび場ネットでは、ぐるぐるの野菜販売と手づくりのテーブルホッケーで遊ぶというコーナーを設け
プレーリーダーのブッチャーと一緒に楽しく過ごしてきました。
みんな負けず嫌いなので、テーブルホッケーは白熱した戦いが繰り広げられていました。
ぐるぐるの、この日の「目玉商品」は、「つぼみ菜」です。
そろそろ旬が終わるので、試食付きでPRしました。
そのほか、ルバーブなどのスーパーでは見かけない珍しい野菜も人気でした。
ほうねん座による「虎舞」に、びっくりして泣き出す子や
逆に、獅子舞に積極的に頭をかじってもらう子もいて、
どのコーナーも、子どもたちの賑やかな声に溢れていました。
参加団体どうしの交流もあり、
子どもの育つ環境を考える者として
これjからもつながっていきたいと思います。
  

わんにゃん物語

ぐるぐるにやってくる「にゃんこ」と「わんこ」のご紹介をします。
 
以前紹介した卸町五丁目公園仮設のにゃんこ「はなちゃん」は、
その後、巷ですっかり有名になってしまいました。
OH!バンデスにも出演したそうですよ。河北新報にも写真入りで出たし。
今日は、みんなに触られてご機嫌ナナメの写真をパチリ!
 
若林マルシェにやってくるわんこ「小芽ちゃん」は、いわき生まれの女の子1歳です。
小芽ちゃんのママは放射能から逃れていわきで保護されました。
その時ママと一緒にいたのが黒のラブラドール。たぶん小芽ちゃんのパパだろうと…。
その証に兄弟は男の子が2匹、パパと同じラブラドール型でママと同じ茶色。
小芽ちゃんはママと同じ型で色はパパと同じ黒でした。
兄弟はそれぞれ違う土地で暮らしています。
 
にゃんこもわんこも、いろいろな危機を乗り越えて
セラピストとして、活躍しています。
みんなみんな
せっかく助かった命ですから
毎日を大事に生きていきたいものです。
  

春らんまん&お薬師さんの手づくり市

4月21日(日)、薬師堂を会場に「春らんまん(実行委員会主催)」が開催されました。
これは、区民協働まちづくり事業のひとつで、みんなで春のひと時を楽しもうという企画です。
ところが・・・桜は満開を過ぎていたのに、なんと雪!
桜吹雪と本物の吹雪の共演です。
こんな悪天候なのに、出店者もお客様もひるまないのが薬師堂のスゴイところ!
雪の中の開会式では、ご住職様の凛としたお声が響き、
餅まきならぬ餅配りでは、長蛇の列が・・・子どもたちもビンゴカードのテントに群がっています。
ぐるぐるでも、「菜花の季節です~食べのは今でしょ!」というセールストークに
お客様も「そりゃそうだね」と良い反応。結局、完売です。
手がかじかんで指先ごわごわ、ダミ声になるわ、たいへんな一日でしたが
足を運んでくださった皆さま、ありがとうございました。
  
           

今年度もよろしくお願いします!

4月になりました。桜の開花ももうすぐ。 今年度もぐるぐるは厚労省の「絆」再生事業に取り組み、 プレハブ仮設やみなし仮設のみなさまの「ほっとスペース」になるよう 頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

●4月8日お薬師さんの手づくり市、21日春らんまんでは 薬師堂でお会いしましょう。

●桜といえば、今年話題になっているのがNHK大河ドラマ「八重の桜」ですね。 3月30日に、こころのケア講座修了生と卸町五丁目公園仮設住宅の方と 「八重の桜」で盛り上がっている会津に行ってきました。(仙台YWCA主催) ところが、なんと白石-国見間が事故のため通行止めになって どうにも動かなくなってしまったのです! でも、そこは「モノは考えよう」「災い転じて福となす」とばかりに、 金香百合さんの特別バス中講座や、仮設の方々からお話を聞いたり、歌を歌ったりと なにやら連帯感が生まれたバスの旅になりました。 会津に着いたのは予定より2時間遅れで、芸妓さんの踊りが見られなくなり、滞在時間も減ってしまって残念でしたが、 街あるきでは、みなさんお目当てのお店に行き、お買い物もできたようです。 通行止めが解除されてからの運転手さんのイケイケどんどんの運転のおかげで 日没前には、仮設に帰宅することができ、「すごい!」と拍手が沸き起こり いろいろな意味で(笑)忘れられない旅となりました。 これからも、支援する人される人という関係ではなく、 気持ちをひとつにしてお付き合いのできる関係を続けていきたいと思います。

       

    

今年一年ありがとうございました

平成24年度ももう終わり。
ぐるぐるの販売も28日で無事終了です。
たくさんのご愛顧ありがとうございました。
30日(土)は、卸町五丁目公園仮設の方々と
会津にバスツアーに行きます。
これは、私たちが受講している「こころのケア講座」(仙台YWCA主催)の
修学旅行みたいなものです。
1年間、毎月この研修を受け、被災した方々の心に寄り添うにはどうしたらいいか
金香百合先生の愛とパワーを伝授していただきました。
会津では、新島八重さんの豪快な生き方に触れ、現代のハンサムウーマンたちに会ってきたいと思っています。
ところで、
一昨日やっとこの絆再生事業継続の内示がでました。
4月3日(水)から平常活動です。
これからも、和やかに、賑やかに、華やかに、
みなさんの笑顔があふれるスペースにしていきたいと思っています。
来年度もよろしくお願いします~。

3月14日 「Yわいマルシェ」オープンしました!

仙台YWCA(青葉区上杉公園近く)で
毎週木曜日に出張販売をすることになりました。
これは、仙台YWCAが、若林の被災農家を支援したいということに
ぐるぐるが協力をするということで始まったものです。
きっかけは、11月の「若林を訪ねる」という移動研修で
実際に農地を見、生産者のお話を聞き、
復興に向けての並々ならぬ努力に打たれたからなのでした。
若者のように瓦礫の処理や農作業のお手伝いはできないけれど
良い消費者になることはできる・・・ということです。
上杉周辺にも、みなし仮設の方が多いとのことですので
お買い物をきっかけに、地域の方との触れ合いができると良いと思います。
この周辺ではスーパーが撤退し、買い物が不便になってしまったとか。
初日は、50食用意していたスープは、あっという間になくなってしまいました。
YWCAでは、お庭とホールを解放し、どなたでも気軽に入れる雰囲気を作っていてくださいます。
からだにやさしい野菜をどんどんPRして
街の賑わいを作っていきたいと思います。
●毎週木曜日13:30~15:00

蔵deひなまつり~「ほっこりスープ」でおもてなし

3月1日~5日は、 粋々まちなかプロジェクト主催の「蔵deひなまつり」に 参加しました。 河原町の旧仙南堂薬店は、今年もたくさんのお客様で賑わいました。 ぐるぐるでは、5日間連続の「ほっこりカフェ」をプロデュース。 若林で採れた野菜を使った日替わりスープで 毎日楽しめるように工夫しました。

1みぞれスープ

 2しょうがスープ

3ホタテのミルクスープ

 4雪菜と春雨のスープ

5鶏団子スープ

どうです、すごいでしょ!

おしゃべりサロンdeひなまつり

ぐるぐるでは、一足早く雛祭りモードです。
2月20日、23日、27日には、おひなさまづくりワークショップや
コンサートを開催しました。
事務所の中は、サロンに来られる方の作品や、スタッフの雛人形が飾られ、
とても華やかな雰囲気になりました。

ひな人形づくりワークショップは、きみちゃん先生に教わるハマグリ雛と
折り紙でつくるお雛様です。3日間ともたくさんの人が参加され、
おしゃべりをしながら楽しいひと時を過ごしました。
クラフト小物のきょっきょさんの販売もあり、
ステキでカワイイ作品を手に取るマダム達は、とても楽しそうでした。

23日は、長年オーケストラで活躍していた佐々木成己(ささきせいき)さんのコン
サートを行いました。
イングリッシュホルンやオーボエは、普段なかなか間近で聴くことが少ない楽器で
す。
その甘い音色を堪能するために、プログラムは佐々木さんとぐるぐるスタッフで考
え、
今回は「なつかしの映画音楽」をたくさん演奏していただきました。
当日は、ぐるぐる事務所がぎっしり満員!
ラブストーリーでうっとりし、西部劇では思わず一緒に口ずさんだり、
それぞれの思い出が蘇ったのではないでしょうか。